読書vol.7
2012.11.21
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最近UPしていませんでしたが、その間に3冊読みました
![]() ![]() やっぱり重松清さんはいいですね~ 特によかったのは、真ん中の『きみの友だち』 小中学生・高校生が主人公の十編のお話が載っています。 それぞれの主人公は違っても、同じ子たちが登場します。 つまり、ある話で小学校時代の女の子が主人公だったのが、他の話では、その女の子の弟の先輩が主人公になって中学校生活を送っている、そんな手法で話が進んでいくのです。 だから、「あ、この子、あの時喧嘩した子だな。あの時はどう思っていたんだろう。」とか、「この先輩も、この頃はこんなことで悩んでいのか。」とか思いながら読みました。 クラス内での仲間外れや、部活動での先輩後輩のいざこざ、 交通事故で足が不自由になった女の子、病気と闘う女の子、など、 さまざまな出来事がいろいろな立場から、いろいろな視点から描かれています。 【心に残った言葉】 ほんとうに悲しいのは、悲しい思い出が残ることじゃないよ。思い出がなにも残らないことが、いちばん悲しいんだよ。 だから、わたしは、いま幸せだよ―――。 表紙のイラストの、松葉杖をついた女の子・恵美の言葉です。 後ろで、二人分のカバンを持っているのは由香ちゃん。 小学校の卒業式の日、由香ちゃんから、「生まれつき腎臓に欠陥があり、長くは生きられない」と打ち明けられました。 「中学に入ってからも、一緒にいていい?」 「わたし、途中でいなくなっちゃうかもしれないけど、一緒にいてくれる?」 「思い出がたくさん残って、死んじゃうと、嫌かもしれないけど……いい?」 ごめんね、ごめんね、と謝りながら話す由香ちゃん。 その三年後。 一週間以上も昏睡状態が続く由香ちゃん。恵美は、小学校の卒業式の日の由香ちゃんの言葉を思い出し、 「どんなに悲しくても大切な思い出になる。三年間で心を鍛えた。死んでしまうかもしれない友だちと付き合うというのは、そういうことだ。」 と思ったのです。 私もいつか、大切な人と別れなければならない日が来るだろうけど、その時は、この言葉を思い出したいです。 ちょっと急ぎの仕事がたくさん入ったので、しばらくお休みです ![]() 復活したら、またよろしくお願いしますね ![]() |
ダイヤモンドリリー(ネリネ)咲き始めました☆
2012.11.19
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さよなら、ヘブンリーブルー☆
2012.11.14
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![]() 夏の間、日差しを遮って、部屋の中を涼しくしてくれた『ヘブンリーブルー』 とうとうお別れの時が来ました(大袈裟な・・・ ![]() だって、この時期、部屋の中が暗くて寒いんですもの ![]() 人間って、自分勝手なものですよね・・・ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 根元です。 私の指よりも太い茎が、グニグニ~~ ワラをかぶせて、ビニールで覆いをして、冬の間はお休みです ![]() 来年また、たくさん繁って日陰を作ってね ![]() ![]() 部屋の中が明るくなって、窓辺の『リーガースベゴニア』も喜んでいます ![]() ![]() 夏の間、屋外に出していた『シャコバサボテン』にも蕾ができ、暖かい日差しを浴びて、嬉しそう ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() まだ小さな株だけど、来年にはもっと大きくなる、かな? 庭では、オレンジと黄色の菊も咲き始めました ![]() ![]() ![]() 『ダイヤモンドリリー』も、つぼみが膨らみ始めましたよ ![]() ![]() わーい ![]() ![]() |
不審電話にご注意!!
2012.11.12
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先程、不審電話がかかってきました
![]() 以下、主人の名前を「愛知太郎」、わたくしの名前を「愛知花子」として書かせていただきます ![]() 花子「はい。愛知です」 相手「あ、愛知さんですか。×××ですが、太郎さんいらっしゃいますか」 花子(×××?知らん名前だなぁ。それに若い声だ)「どちらの×××さんでしょうか?」 相手「え?」(想定外の返事だったのか?とまどっているぞ。あきらかにアヤシイ ![]() 相手「『どちら』って・・・。場所を言えばいいんですか?」(アホだ、こいつ) 花子「主人とはどのようなご関係でしょうか?」 相手「明日 行くんで、電話してるんですけど~」 花子(返事になっとらんじゃないか。だいたい、『行く』ってなんや?敬語もろくに話せんのか ![]() ![]() 相手「早く太郎さんに代わってください」(焦ってる焦ってる ![]() 花子「まだ帰ってきていません」(ほんとは帰ってきてるのよ~) 相手「じゃあ、何時ごろになりますか?」 花子「さあ、今日はちょっとわかりません」 ソッコーで切られました。 主人に聞いたら、そんな名前の知り合いはいない、と言っていました。 直後に、義母から電話 ![]() ![]() そいつか!? 『職場の後輩』とも、『タナカ』とも、言ってなかったぞ ![]() 年寄りまでだまして、なんてやつ! 学生時代の同窓会名簿が流出してるのかな? ![]() ![]() ![]() ×××は、太郎くんに電話して、何がしたかったんでしょうねぇ? 不審電話は、以前もかかってきたことがあるのよ。(記事は→コチラ) 皆さんもお気をつけ下さいね ![]() |
読書vol.6
2012.11.11
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以前UPした重松清さんの『気をつけ、礼』(写真左。って見りゃ分かるか
![]() ![]() 読み終わりましたよ~ 六人の教師と、それぞれの生徒たちの出来事が描かれた短編集です。 話によって、教師の視点で書かれたものと、生徒の視点で書かれたもの、があります。 「白髪のニール」 高校生の長谷川は、物理の教師にギターを教えて欲しいと頼まれ、夏休みに猛特訓をする。 45歳になった長谷川は、先生と再会。先生のギター演奏を、多くの教え子たちとともに聴くのだが、ラストシーンにはビックリ。というか、「やられた!」という感じで、思わず「あははっ!」と声をあげてしまった ![]() 「ドロップスは神様の涙」 クラスでいじめに遭い、保健室登校をする女の子と、病弱でいつも保健室で休んでいる男の子と、保健室の養護の先生のお話。こういう養護の先生がいるっていいなぁ、と思う。 「おかあさんといっしょ」でよく聴いた「ドロップスの歌」が出てきて懐かしい。 「マティスのビンタ」 画家・マティスを尊敬する、高校の美術教師・白井とその教え子・柘植のお話。 今ではグループホームで、昔のことも忘れ、静かに暮らす白井を訪ねた柘植は、高校時代白井にビンタされたことがある。 グループホームで目にした、白井の最後の作品。その作品とは・・・・・・ 泣ける ![]() チューリップの歌に「 ![]() ![]() ![]() 「にんじん」 初めて6年生の担任になった工藤。クラスの中のある男子に心の中で「にんじん」とあだ名をつける。 20年後、同窓会で「にんじん」と再会する工藤。現在の「にんじん」は・・・ 「泣くな赤鬼」 野球部顧問で『赤鬼先生』とあだ名を付けられた主人公。 高校を中退してしまった生徒・斎藤に久しぶりに会ったが、実は斎藤はガンで余命半年であった。 重松清さんは「死」を扱う作品が多い(私の思い込みかもしれないが)。この手の作品はやはり泣ける・・・ これも、家で読んでてよかった・・・電車やバスで読んでたら、思いっきりアヤシイおばさんになってしまうがね。 「気をつけ、礼」 重松清さんの他の作品(『きよしこ』とか)にも時々出てくる吃音を持つ子供。作者自身のことかな、とも思われるがどうなのかな。 ここに出てくる教師は、あまり尊敬できない。主人公にとって、為になることは一応言ってはいるのだけど、教師としてはどうなのかな?という感想。 次に読むのも重松作品です。図書館で一緒に借りてきたので ![]() |
ビオラ移植
2012.11.10
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玄関前の寄せ植え
2012.11.08
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ヤマトヌマエビの抜け殻
2012.11.07
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オキザリス&ヘブンリーブルー
2012.11.06
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読書vol.5
2012.11.05
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オキザリスのつぼみ
2012.11.03
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