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母のこと

あっという間に 手術から一週間です。
随分ご無沙汰してすみません。
心配して覗いてくださった皆さま、ありがとうございます。

手術は、ちょっとしたアクシデントがあり、5時間という長時間になりましたが、無事成功しました。
ボルト
術後の、横からの画像です。正面からの画像もありますが、ここでは割愛します。

の骨が、圧迫骨折してる骨。下の方が崩れてる感じですよね。
で、このからはみ出して、神経を刺激していたヤツを取り除き、神経を解放させた後、の骨をボルトでつなぐ予定だったんだけど、の骨が思いのほかもろくて、ボルトを入れても緩んでしまうのだそう。

で、急遽、も一つ上の骨(ですな)も繋いだというわけ。
なので、予定よりも時間が延長したのです。

なかなか終わらないのでやきもきしていたんだけど、無事に終わって一安心。
手術中の出血も少なく、手術中には輸血の必要は無かったとのこと。

全身麻酔だったので、麻酔が覚めてからもしばらくは朦朧としていましたが、
翌日には酸素マスクも取れて、はっきり会話もできるようになりました。
ただ、背中の痛みと、痛みに伴う吐き気に悩まされていました。

当日は両手に繋がっていた点滴も、翌日には片手だけになり、やがて4日目にはすっかり取れました。
エコノミー症候群防止のために、両足に巻きつけて加圧していた装置も、4日程で外れ、
体内から出た血液を背中の傷から出すために繋がれていた管も、出血が減ってきたので3日目に外れ、
4日目から、ベッドを降りて歩くようになりました。

脚の痛みは、手術直後から全く無く、現在は背中の痛みもすっかり無くなりました。
主治医の先生は、毎日病室に顔を出して下さり、傷の具合や、コルセットの調子を見て、いろいろ話をしてくださいます。

リハビリは、専門の方が来て付き添って下さり、歩行練習用の歩行器を使って、6階のフロアを歩いています。
あんなに痛くて、3歩も歩けなかったのが嘘のように、今は痛みもなく歩けるんです。

良かった。本当に良かったです

脚の痛みがないとはいえ、骨を削ったり、固定したりしているので、無理して歩いてはいけません。
今後の状態にもよりますが、4週間から1ヶ月ほど入院して、
じっくり時間をかけて、ちゃんと骨がくっつくように、焦らず、リハビリを続けていく予定です。

とりあえず、現在はこんな感じです。

ご心配くださった皆さま、
励ましの言葉をくださった皆さま、
本当にありがとうございました。

感謝感謝です。

母のこと

本日(1月6日)、入院しました。
明日(1月7日)はいよいよ手術です。
手術は、「腰椎後方除圧固定手術」というものです。

眠れないので、パソコンを開いています。
これまでのことを書きたいと思いますが、長くなりますので(しかも、字ばっかりで、つまらないよ)、
ご用とお急ぎでないお方だけ、お付き合い下さいませね


最初に、腰から脚にかけて激しい痛みが走ったのは、10月20日
それまでも腰痛があり、市内のかかりつけの整形外科に通っていた母。
この時もその整形外科に行き、注射をしてもらったのです。

が、なかなか良くならないので、市内の総合D病院を紹介してもらい、そこで撮ったMRIの画像をもらってきて、引き続きこの整形外科で治療を続けていたのです。
「脊柱管狭窄症」と診断され、痛みをブロックする注射を数回打ってもらいました。
あと、飲み薬も処方されました。

しかし痛みは治まらず。
姉や私が、ほかの病院で診てもらうように言っても、今更変わるのが億劫なようで、なかなかウンと言わない母。

この間(かん)、母は痛みのせいで歩くこともできず、ずっと寝たまま。

ある日、いつものように行った整形外科で、先生が信じられない言葉を発したのです。
ちっとも良くならんね。一度、MRIを撮ってみようか
「え?この前、撮ってきましたよ!」と思わず母も叫んだそうで、その言葉にビックリした先生は、慌てて画像を探しに行ったのだとか・・・

なんてこと。

今まで打ってきたブロック注射は、MRIの画像を見て、打ってたんじゃないの?
適当に打ってたの?

さすがの母も「あの先生は、もう信用できない!」と怒って、ようやく転院する決心がついたのです。
「だいたい、あの先生は、注射する量をいつも看護師さんに相談してる」「注射する時に、手が震えてる」とか言い出すし。
だから、よその病院に行こう、って何度も言ってたやんか。
今更言ってもしょうがないけど。

整形外科からMRI画像を借りてきて、ネットで調べた、脊椎外科センターのあるM総合病院に行きました。
M総合病院で新たに撮ったレントゲンとCT、借りてきたMRI画像、そして、母の痛みの状況・程度から出された診断結果は、

圧迫骨折した背骨のかけらや、圧迫骨折によってつぶされた椎間板が、飛び出して神経を刺激している

というものでした。
「圧迫骨折」したのは、現在の骨の状況から考えると、もうかなり前、おそらく9月頃だろうとのこと。
↑で「それまでも腰痛があり、市内のかかりつけの整形外科に通っていた」と書きましたが、このとき既に、圧迫骨折していたのですね
このときレントゲンを撮った、と母は言うのですが、どうやら見落とされていたようです

「脊柱管狭窄症」ではなかったのです

この診断が出たのが12月9日
もっと早く病院を変わっていれば、こんなに長く痛みを我慢することもなかったのに・・・
母が嫌がっても、強引にM総合病院に連れて行けばよかったのに・・・

M総合病院でも、ブロック注射をしました。

ただ、今までの整形外科と違うのは、ここでは造影剤を入れて、ちゃんと画像を見ながら神経に注射する、ということ。
今までの整形外科では、先生が、震える手で(高齢のせい?)手探りで打っていたそうな。そんなんで、ちゃんと神経に届いていたのか?

ああ、もっと早くここに来ていれば・・・
(だから、今更言ってもしょうがないんだってば)

結局、M総合病院では、神経の位置を変えて2本、ブロック注射を打ちました。
まず1本打って、一週間様子を見て、
あまり効果が無かったので、もう一つ下の神経根にまた1本打って、一週間様子を見ました。
それでも効果が無かったので(もちろん、飲み薬も処方されましたよ)、最後の手段の、「腰椎後方除圧固定手術」となったのです。
この判断をしたのが、12月22日
この時点で手術室が開いているのが、早くて1月7日だったのです。

背骨を後ろから開いて、神経を刺激している骨の欠片や椎間板を取り除き、神経を解放させる。(これが「除圧」)
背骨の関節を取ってしまうことになるので、背骨をつなぐために、ボルトを入れる。(これが「固定」)


手術時間は4時間半、入院は2週間から1か月、とのこと。
合併症や後遺症の説明もあり、それ次第で入院期間が長くも短くもなるのね。

退院後も一年くらいはコルセットをつけるそうです。

手術に伴うリスクの話を聞いていると、心配でしかたない。
あくまでそれは、数千人に1人とか、数万人に1人とかの話。でも、可能性はゼロではない・・・

心配だけど、今のままでは、痛みで2・3歩しか歩けない。それも辛いし・・・

脊椎専門で、この手術は数限りなくこなしていらっしゃる先生を信じて、すべてお任せするしかないのよね。

あ、もう12時過ぎて、7日になっちゃった。
もう寝ます。
眠れないかも知れないけど・・・

手術前の母の前では、心配そうな顔を見せないようにしなくちゃね。
そうそう、末っ子がお友達に誘われて、熱田神宮に初詣に行く、って言ってたから、『病気平癒』のお守り頼んで、買って来てもらったよ。
お守り
あ!ちょっとデカ過ぎた!
まっ いっか~

今年は我が家は初詣に行ってないのよね。
喪中だから。

末っ子には、「鳥居をくぐらず、ちゃんと横から回って入るんだよ」って言っておいたけど、それでいいんだよね?

明日(あ、もう『今日』だわ)は、このお守りを持って行こう。


長々と、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

プロフィール

藤壺

Author:藤壺
愛知県在住。
1960年代生まれのうお座で、おおざっぱなO型です。

3兄弟は結婚し、「にぃやん」(34歳)・「末っ子」(29歳)は県内で、「ちぃ兄ちゃん」(32歳)は沖縄県で暮らしています。

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