３兄弟　集まれ～

『一年○組××番』のまま

二年生なのに……

うっかりしてました。

長男の入学準備に気をとられ、進級だけの子には気が回りませんでした。

今日学校に持っていったのも、一年のままだわ。もしかして、サイズも小さいかもしれない。

ごめんね～


三男が帰宅後早速聞いてみました。

「ジャージ小さくない？」「うん、大丈夫」

「名札が一年のままだって知ってた？」「うん」

「なんで言わないの？」「別にいいかな～、と思って」

いいわけないじゃんのんびり屋さんなんだから。

気になってたことを聞いてみました。

「他にも一年のままの子いる？（やな母親だ）」「うん、いるよ」

あ～よかった、ってよくないよっ

まあこののんびりは私に似たのかな～


そんな三男ののんびりマイペースぶりのエピソードをもう一つ。


土曜日の朝。学校は休みだからゆっくり寝させといてあげよう、と思っていると

8:42　友達のＨ君から電話。学校への通り道に家があるので、いつも一緒に行くＨ君。

「〇〇君いますか？」

こんな微妙な時間になぜ？

もしかして……

「今日って部活なの？」

「はい」

きゃあ～

「ごめんね、先に行ってくれる？」

二階へダッシュ

「起きて今日部活あるの？何時からなの？」

「8:30」

って、今すでに8:45なんですけどっ
え？じゃあＨ君は？あの時もう遅刻じゃないかっ

「早く着替えてっ車で送ってあげるから途中でＨ君に追いついたら一緒に乗って行けばいいからっ」「うん」

車の鍵は、免許証は、っとドタバタドタバタ

…あれ？

何してんの？

もしもし？

食器にコーンフロスティをザザーッ、牛乳をザザーッ

「何してるの？遅刻だよっ」

「だって、おなか空いてたら部活の途中でぶっ倒れるやん」（モグモグ）

……そ、そりゃそうだけど

「今から急いだって遅刻は遅刻だし」（モグモグ）

……そ、そりゃそうだけど



三男よ、あんたは大物だ

Ｈ君には　よ～く謝るんだよ


（この三男の言動が長男のツボにはまって、長男は大笑いでした）


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